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コラム「足あとを灯す」 〜『第6編 災害時の即時判断と命の重み』〜
コラム「足あとを灯す」

コラム「足あとを灯す」 〜『第6編 災害時の即時判断と命の重み』〜

第6編 災害時の即時判断と命の重み—『迷わず命を守る決断』—

シルバーウィークの連休中、再び激しい雨の予報とともに土砂災害警戒レベル4が各地で発令されました。八月から幾度となく繰り返される異常気象に、各地の安全を案じる緊張が続きます。

私たちが運営する拠点は複数の自治体に跨がり、こども園や保育園、学童保育や発達支援支援など事業ごとに管轄する行政窓口も異なります。災害時の指示系統や財政的な補償ルールがそれぞれ違う現実は、突発的な判断を迫られる現場にとって大きな重荷となりかねません。しかし、迫り来る水や土砂の猛威は、制度の都合など待ってはくれません。

何よりも優先されるべきは、園児と職員の生身の命です。行政の判断を待って躊躇するのではなく、現地の園長や管理者がためらわずに休園を決められる環境を整えること。法人はその即時判断を全面的に支え、給与や労務の安心を保障する後ろ盾であり続けねばなりません。平時からの連携を深めつつ、命を最優先に守り抜く組織の背骨を、今改めてガイドラインを固めてまいります。(理事長)